ジンバブエ・ムビラ伝統文化交流プロジェクト
ルケン・クワリ・パシパミレ ジャパン ツアー!!


ムビラの伝統奏者がジンバブエより初来日。
至高の親指ピアノ・アンサンブルが紡ぎ出す深く豊かな音世界


期間:2009年4月4日〜4月29日
主催・招聘者:ンゴマ・ジャパニ −東アフリカNGOMA親交会− 
後援:在東京ジンバブエ共和国大使館

助成:国際交流基金



ルケン・クワリ・パシパミレ
Luken・Kwari・Pasipamire
1952年ジンバブエ、モンドロ生まれ。19世紀後半に生きた、曽祖父にあたるパシパミレは、ショナ族伝統宗教の強力な神(スピリット)であるチャミヌカ(chaminuka)を降ろすことのできた高名な霊媒師。また、その息子クワリ・パシパミレは熟練したムビラとンジャリの演奏家であり、王宮で演奏をしていた。ルケン氏はムビラの伝統を弾き伝えてきた一族の末裔である。

ルケン氏は8歳の頃、儀式での神秘体験からムビラの魅力に目覚め、グエニャンビラ(gwenyambiraムビラ奏者)への道を歩み始め、ビラと呼ばれるムビラによる祖先降霊儀式で数えきれないほど演奏して腕を磨いた。
1970年代ムビラ研究に訪れたアメリカ人 ポール・F・バーリナーの著書「The Soul of Mbira」や現地録音CD「Shona Mbira Music」のレコーディングに協力し、ルケン氏の所属した「Mhuri yekwa Rwizi」(チーフルイジの家族たちの意味)の名演奏をそこで聴くことができる。このCDは現在でもムビラの代表的な音源として高い評価を得ている。1983年「Mhuri yekwa Rwizi」の一員として、ムビラの初の海外公演をヨーロッパ各地で行い成功を得て、以後も、ジンバブエ国内での演奏、ムビラ教育に携わり、多国籍な伝統の後継者を育てている。








お花見
アフリカンフェスティバル
ジンバブエ大使館
ワークショップ
名古屋公演
名古屋公演
楽器博物館
パヤカ
パヤカ
今治
今治今治
京都公演
尼崎公演
大阪公演
名古屋大学ゼミ
名古屋大学ゼミ
名古屋大学博物館
安曇野公演
長野公演
東京公演
東京公演
ムビラサミット4
ムビラサミット4
ムビラサミット4
4月1日(水)
桜が満開の中初来日。
桜は、ショナの聖なる木ムハチャツリーと同じだと、日本文化とショナの文化の近さに感動されていました。










4月4日(木) 
アフリカンフェスティバルよこはま2009(4/3〜4/5 )
Webサイトhttp://www.africanfestyokohama.com/
メインステーにて初公演
会場: 横浜赤レンガ倉庫1号館
パシパミレwithハヤシエリカ+ムビラジャカナカホーショウでトンデライ・ティリコテ参加してくれました。




4月7日(火)
在東京ジンバブエ共和国大使館を訪問。スチュワート・H・コーンバーバッハ大使と書記官の皆さんが歓迎してくれました。










ムビラワークショップvol.1

会場:国立オリンピック記念青少年センターカルチャー棟
講師:パシパミレwith ハヤシエリカ+ムビラジャカナカ

パシパミレ氏から直接ムビラを習えるチャンスとして、初めてムビラに触れる方から、数年ムビラを習っている人まで参加してくれました。
曲や自分の歌、感覚によってチューニングを選んでいくこと、ホーショウ、ンゴマ(太鼓)も大切な楽器であること、ダンス、ムルル、手拍子など全体で音楽を作り上げていくこと。

←ダンスを教えるパシパミレ氏。
充実したワークショップだったと、参加者から喜ぶの声を貰いました。


4月10日(金)
名古屋公演
会場:Live & Lounge Vio
出演:ロワンビラ(ジンバブエポップ)
プチカン(西アフリカ音楽)
パシパミレwithハヤシエリカ


ライブ前に出演者全員で祖先へ祈りを捧げます。

ロワンビラのホーショウとンゴマのパーカッションも入り、スピリットが降りたと、パシパミレ氏が喜んだライブは、大勢の人が踊って大盛り上がりでした。

近藤ひろみさんも見に来てくれ、ひろみさんの願いでライブ終了後、パシパミレ氏がソロで演奏する一幕もありました。








4月11日(土)
浜松市楽器博物館公演
会場:浜松市楽器博物館http://www.gakkihaku.jp/
時間:1回目14:00 2回目15:30
地域主催:浜松市楽器博物館
出演:パシパミレwithハヤシエリカ+ムビラジャカナ


パプアニューギニアの割れ太鼓の前で、生音で演奏しました。
古い生徒の松苗さんも長野から駆けつけて、感動の再会を果たしました。








4月12日(日)
浜松パヤカ公演
会場: Payaka パヤカ http://www.payaka.com/
地域主催:Payaka
出演:パシパミレwithハヤシエリカ+ムビラジャカナカ
ハヤシエリカ ムビラの紙芝居「神とつながる音」



通りがけの人も知っていてきてくれた人も、「本物だ」と感動してくれたライブでした。縄文式の袋の中に、US$を入れてくれる人もいました。

パシパミレ氏は夜、オーナーのトオルさんに、ピースと愛、協調が大切なことを語っていました。
ピースウォーク中の女の子たちも、パシパミレ氏のお話に感激。ピースウォークのTシャツをプレゼントしてくれました。










4月14日
(火)
今治公演 ショナのソウルmbira☆
会場: Cafen.
地域主催:Mbira Junction
出演:パシパミレwithハヤシエリカ
ハヤシエリカ ムビラの紙芝居「神とつながる音


最南端、愛媛県今治です。
この小さな町で、40人以上がカフェ「N.」に集まってくれました。高知県から来てくださった方もいました。



内陸国ジンバブエから来たパシパミレ氏は、大阪から船に乗ったことや、瀬戸内海の島へ船で渡って、航海を楽しみました。
瀬戸大橋の大きさにビックリしていました。






瀬戸内海の大島へMbira Junctionのクマさんとご先祖のお墓参りをしました。日本式のお墓参りを体験し、祖先崇拝の文化に共感されたようです。



















4月16日(木)
京都公演 
 『MBIRA―精霊の声が聴こえるだろうか。』
会場: VIVA LA MUSICA!
http://www.h3.dion.ne.jp/~watz/vivala.htm
出演: パシパミレwithハヤシエリカ  
telori [安東啓介,弘野みさと]
YARILANGOMA[Shimi-sun,ANCHI&AKI-RAsunrise!!] DJ Merkabandas

小さな会場が一杯の人でにぎわいました。カリンバを長年広めているロビン・ロイドさんが来てくれました。伝統の深さに、感激してくれました。


4月18日(土)
尼崎公演
会場:Bar Nadja (バーナジャ)
地域主催:Mbira Junction
出演:パシパミレwithハヤシエリカ
ハヤシエリカ ムビラの紙芝居「神とつながる音

パシパミレ氏の好きなホワイトワインを飲みつつ、気持ちを込めて長々とパフォーマンスをしすぎて、終電ギリギリになってしまいました。小さなお店が立ち見が出るほど、大盛り上がりでした。



4月19日(日)
大阪公演

会場:Sound Channel (サウンドチャンネル)http://www.sound-channel.jp
地域主催:ロワンビラ
出演:ロワンビラ、ジョセフ・ンコシ、パシパミレwithハヤシエリカ

南アフリカ出身のジョセフとロワンビラ、パシパミレ氏のンゴマでセッションする場面もあり、珍しく南部アフリカ文化を中心にしたライブでした。
ンデベレ語の話せるパシパミレ氏は、ジョセフとは現地語で話していましたね。



4月21日(火)
名古屋大学大学院 文学研究科
2009年第一回アジア・アフリカが学術基盤京成事業講演会での講演


ショナの祖霊信仰についてグウワの儀式のDVDをもとに、ロワンビラの松平くんが進行役となり、パシパミレ氏が熱弁しました。

2007年、パシパミレとともに企画したモンドロでのグウワの儀式の映像が、学術的にも役に立てました。

伝統的なショナの文化が衰退していく中、パシパミレ氏の引き継いだ伝統的なショナの人々が考える祖霊信仰の図式、葬式の仕方、グウワの儀式、とても興味深いものがあります。
このパシパミレ氏の話は、教授たちや研究生の多くの方の関心を集めました。







4月22日(水)
名古屋大学博物館公演
会場:名古屋大学博物館
地域主催:名古屋大学博物館
出演: パシパミレwithハヤシエリカ
220人という多くの方が来てくれました。多くは初めてムビラ音楽を聴く方です。しかし、この聖なる音楽に感動してくれて泣き出す人までいて、CDにサインを頼む人が続出しました。

司会をしてくれた教授が言っていました。
「ムビラ音楽を初めて聞いて、人の時間の認識の仕方は二通りあるという節を思いだしました。直線的に感じるもの。円を描いて感じていくもの。初めて聞くのにとても懐かしい気持ちがしました。」



4月23日(木)

安曇野公演
会場: 長野県安曇野市明科自然交流センター「せせらぎ」
出演: パシパミレwithハヤシエリカ

パシパミレ氏の生徒でもあり、元ムビジャカナカとして一緒にムビラ活動もしたメギーが企画してくれました。美しい山々に囲まれた地でキャンドルライトの暗闇の中、ムビラの生音が気持ちよく響きました。



4月24日(金)
長野公演
会場: Slow CAFE ずくなしhttp://shop.asama-de.com/b/zukunashi
共催:ジンバブエ友の会
出演: パシパミレwithハヤシエリカ
ハヤシエリカ ムビラの紙芝居「神とつながる音」

ジンバブエ友の会代表の林本さんありがとうございました。
長野に住むパシパミレ氏の生徒の田中さんも駆けつけてくれ、再会できました。



4月26日(日)
東京公演 NGOMAJAPANI vol.4
会場: 高輪区民センター 集会室 ホール
時間:公演前、集会室にてワークショップ 料金
主催:在東京ジンバブエ共和国大使館
ンゴマジャパニ http://ngoma-japani.orio.jp/
講演: 伊藤宏子、平尾吉直
出演:ハクナターブ
パシパミレwithハヤシエリカ+ムビラジャカナカ

ライブ前に行われた大人と子供のワークショップでは、多くの方が興味深くムビラに触れ、踊りを楽しみました。
テーマは「聖なるアフリカ、静なるアフリカ」。暗闇の中演奏は続き、薄暗い中でダンサーは踊り、音と会場が一体となり、最後はワークショプに参加した多くの人がステージに上がり思い思いに踊りまくる。ムビラの儀式を体現するような、ステージになりました。


最後に、一緒に踊ってくれた小さな子がパシパミレ氏にお花をくれました。



4月27日(月)
ムビラワークショップ vol 2
会場:国立オリンピック記念青少年センターカルチャー棟
講師:パシパミレwith ハヤシエリカ+ムビラジャカナカ



4月29日(水)
ムビラサミットEAST Vol.4 
東アフリカ親指ピアノのグルーヴを日本中から一堂に集めた祭典!!
会場:横浜 THUMBS UP(サムズアップ)
http://www.stovesyokohama.com/thumbs/
出演:ルケン・パシパミレwithハヤシエリカ+ムビラジャカナカ、ムビラトロン、リスター&フレッシュジェンベ、スマイルカリンバ、ロワンビラ、マジタテグルーin Japan
主催:ムビラサミットEast実行委員会
後援:ジンバブエ大使館/タンザニア大使館


ツアー最後のステージです。

この日、1970年代にジンバブエに初めて研究に訪れた文化人類学者ロバート・ガフィアス氏が来てくれて、パシパミレ氏と40年振りの再会を果たしました。多くの知人はすでに故人となり、10代だったパシパミレ氏は57歳に、30代だったガフィアス氏は70代後半になり、感動の再会でした。

祈りを捧げてから、演奏は始まりました。
ムビラサミット史上最高114名の入場者となったこの日、いつも以上にパシパミレ氏は歌い、奏で、共に弾いた私たちもスピリットの存在を感じずにはいられない、音も人も会場もすべてを包み込んでひとつにする演奏でした。

パシパミレ氏が、ムビラにこめるメッセージ、すべての文化、世代の人々が平和と協調、愛をもって楽しんで生きることを、この日集まった人々は感じてくれたと、思います。


5月1日(金)
無事、全日程を終え帰国しました。

パシパミレ氏、お元気でいてください。
ありがとうございました。
参加してくださった多くの方々に、
深く感謝を申し上げます。